プロを目指す

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アートのプロになるには、さまざまな進路があります。

高校を出てから美大に通学し、自分のやりたい方向を模索しながらそれに伴った学科を先行して知識をみにつけたり、チャレンジしたい分野の専門学校に通ったり、独学で学んで資格をとったり。
また、同じ分野を目指している人でも、その人が目標とする到達点によってその進路は異なってきますし、その人のライフスタイルや経済的な事情によっても進路は変わってきます。
ネイルを施すお仕事を行うネイル業界にも、プロになるためのいろいろな方法があるようですね。

シナリオライターの場合

例えば、シナリオライターの仕事の場合。
アートとは少し業界が異なるかもしれませんが、クリエイティブ要素の強い仕事という点では共通しています。
シナリオライターになるには、特に資格が必要であるということはありませんので、自分で独学で学び、シナリオを書いていればシナリオライターと呼ばれます。

しかし、実際にはシナリオを書くことで収入を得なければなりませんし、それを仕事にするというのは非常に大変で、シナリオライターだけの収入で自活している人というのは、全体の1割にも満たないといわれています。
そんなシナリオライターにも、到達点が同じでもいろいろな進路があります。

シナリオを書くには規定の書式がありますし、書き方というのもある程度決まっていますので、そういった様式を学ぶためにシナリオ学校などのスクールに通うという点では共通しています。
しかし、その後の仕事の得方についてはさまざまです。

例えば、シナリオライターの学校に通っていると、現役のシナリオライターなどと交流をもつ機会恵まれます。
そこでコネクションをつくり、ゴーストライターやあアシスタント業務などの仕事を得て、そのうちに自分の名前でシナリオを書くことができるようステップアップしていく人。

そういった下積みを好まず、ガツンと一躍有名になりたい人は、大きなシナリオコンクールに応募して、優勝賞金プラス知名度アップを狙います。
後者はかなり確率が低いですので、コンクールに応募しつつもネットワークづくりや下積みも並行して行っているという人が多いですが、前者も自活できるようになるにはかなりの年数を必要とします。

ネイリストの場合

ネイルを施す仕事であるネイリストになるにも、資格は特に必要としませんので、若いうちから未経験でサロンにいきなり就職して、働きながら技術を学ぶ人もいれば、スクールなどで技術を修得し、系列のサロンで働くという方もいらっしゃいます。
このように、それぞれのプロになる道というのは実にいろいろなパターンがあるのです。

スクールに通うお金を捻出できない人は、独学で学んで技術を身につけ、ポートフォリオなどを持参して面接の際にアピールするというケースもあるでしょう。
このように、自分のライフスタイルに応じて、プロになる道を歩んでいく方もいらっしゃいます。

アートのプロになるには、まず自分がどの位置にいるのかを確認し、その上でプロになる道を模索されるのが一番の近道です。
自分の好きなように進路を決められるよう、バイトをして資金を用意しておくなど、事前の準備もしっかりとしておけたら完璧ですね。