Webデザイナーの仕事とは
Webデザイナーの仕事は、ホームページのデザインを行う仕事です。
ホームページをつくるためには、コンテンツを考えて、レイアウトをつくり、それに合わせた画像をつくり、またそのレイアウトを表示するためのコーディングをして……とかなりいろいろな工程があるのですが、Webデザイナーの仕事は、本来はホームページのラフをつくったり、レイアウトをつくったりする仕事になります。
しかし最近は、ラフからレイアウト、コーディング、多いときはコンテンツのライティングまでを任されることがありますので、いろいろな分野の業務を行えるようになることが必須になります。Webデザインについては、ほかの項でも触れましたが、独学でも十分に学ぶことができます。学習の第一歩は、まず「自分でホームページをつくってみる」ことから始めてみましょう。
Webデザインを学ぶ方法って?
どんなコンテンツでもかまいませんが、まずは自分がよく知っている分野のコンテンツのほうがつくりやすいと思われます。例えば趣味がテニスであれば、テニス関連のホームページ、音楽が好きな方、また特定のアーティストのファンということであれば、そのアーティストの非公式ファンサイトなどをつくってもよいでしょう。
ホームページを自分でつくってみることで、Webデザインにはどのようなことが必要なのか、ということがわかってきます。また、独学で学びたい方は、Webデザインの専門学校のホームページを見て、コース内容に書いてある内容の学習を進めるというのもよいと思います。最近はWebデザインを学ぶための書籍が非常に充実していて、練習しながら学びを深めることができるテキストなどもあります。
こうしたものを活用しながら、学習を進めていきましょう。
模倣は上達のカギ
デザインのレイアウトをどうすればいいかわからない、ということであれば、素敵だなと思うサイトのデザインを真似てみるのもよいでしょう。一流になるには、まずは模倣からという言葉もあります。優秀なデザインを真似てみることで、ここにはこんな工夫が施されているんだとか、この配色にしたのはこんな意味があったんだ、ということがわかってきます。
Webデザイナーの求人はたくさんありますので、技術を十分に習得し、作成したサイトをポートフォリオにして、面接に行ってみましょう。採用されれば、晴れてあなたはWebデザイナーです。デザイン事務所などで修行をして、その後フリーとなって活躍されるWebデザイナーの方もいらっしゃいます。Webデザイナーになる道はいろいろとありますので、まずは技術を身に付けるところから始めてみましょう。
Webデザイナーを志す場合も同様に、他の人に負けない知識や技術を有しているほど、その特異性が認められて、就職や独立がしやすくなるでしょう。