アートを仕事にする、プロになるためには、やはりスクールなどに通って
本格的に勉強される方が多いようです。アートの仕事には、なにか資格を
持っていないといけないというものはほとんどないかと思われますが、
独学で学んでいると、やはり狭い範囲でしか学習を進めることができないので、
より広くアートを学びたいと思ったら、スクールに通うというのは
とても有効な方法なのではないでしょうか。
学校の種類
スクールも、本格的な専門学校から、カルチャースクール的なものまで、
アート関連のスクールというのはいろいろな種類があります。
仕事にしたいということであれば、よりしっかりと学べるスクールを選んだほうがよいでしょう。
就職に強い専門学校では、写真やイラスト、インテリアなど、学びたい分野を学科や学部別に分けていることも多く、自身が最も興味のあるコースを選ぶことも可能です。
専門性の高い学校を選ぶことで、スキルや知識を高めることができるのはもちろんですが、同じ生徒さんの間で、アートに関する情報を交換、共有し、自分の世界が広がっていくということは、学びよりもとても有意義なことだと思われます。
またこうしたスクールからネットワークが広がっていくことも多々あり、スクール卒業後に声がかかって仕事をすることができたり、
スクールに就職先を紹介してもらえるといったメリットもあります。
学校の選び方
スクールは各分野で本当にたくさんあり、どのスクールに
通えばよいのか迷ってしまうと思います。そんな時は、各スクールで
見学会や説明会に足を運んで、自分に合っていると思うをスクールや学科を
見つけてください。まずはたくさんのスクールに資料請求をして、その中で
「見学してみたい」と思ういくつかのスクールに、実際に見学に
行くというのが効率的です。
自分の憧れるアーティストが卒業した専門学校に行くというのも、
モチベーションが高まるのではないかなと思います。有名なアーティストになると、
卒業したスクールなどがプロフィールに記載されていますので、
それらを参考にしてもよいですね。
また、卒業後の就職を見据えて学校を選ぶのなら、留学も一つの選択肢です。
留学経験があれば英語にも強くなりますし、外資系の会社への就職に大変有利です。
本場の技術を学べるので、高いレベルの実力を見に付けることができます。
もちろん、日本でアートについて学び、社会人となってから留学することも可能です。ワーホリのような、仕事をしながら外国語を学べる環境に身を置ける制度も。
ただし、留学前の時点で英語力がある程度ないと意味のない時間になる可能性があります。
それを考えると高校生の時点で留学を決め、アメリカの大学へ留学するほうがより充実し、力を付けられる時間を過ごせるでしょう。
利用する機関や受け入れ先の留学先大学によっては現時点の英語力はあまり問わず、全体的な成績で判断してくれるところもあります。
色々見て判断してみましょう。
(参考) 高校生の米国大学進学|アメリカ留学なら、NCN米国大学機構
アート関連のスクールというのは、学費がかなり高い傾向にあります。
学習にいろいろな教材などが必要になるということもありますが、やはり
スクールに通うことは、ただ学びを深めるだけではなく、それ以上の価値が
あるということがあるのではないかと思われます。とくに写真の学校などは
学費が高いので、通うと決めたからには真剣に学習し、学んだことを
ひとつひとつ自分のものにしていきましょう。