採用試験を受けて就職する。

就職する

採用試験を受けて企業の社員雇用に応募するというのは、就職を探すにあたり、もっともメジャーな方法であると思われます。
企業のサイトなどで募集情報をチェックすることができますし、求人サイトでも気軽に募集情報を見ることができるので、雇用を探すのも簡単だというメリットも。

採用にあたってのメリット、デメリットについて、まずメリットから考えてみましょう。

メリット

メリットは、やはり応募しやすいという点、採用されれば雇用と給与が保証されるとういう点が挙げられます。
アート関連の仕事は、社員など雇用の保証がないと、かなり収入的に不安定になりやすいので、企業が給与を保証してくれているというのは、とてもありがたいことです。

ネイルサロンでは、雇用を保証してくれているところがほとんどですが、サロンはあっても、働いている人は全員フリーランスであるというケースもあります。
サロンワークですので給与が保証されるのかと思いきや、完全歩合制で、サロンの営業時間にずっと常駐していても、殆ど収入にならないこともあるようです。
こうした働き方だと、自活をすることが難しい時期も考えられますので、なるべくならきちんと社員として雇用していただき、給与保証をしていただけると助かりますよね。

デメリット

デメリットは、昨今の景気の悪さに関係して、業界によっては社員での募集を行っているところが少ない業界があること。
また、募集を行っていても、実務経験がないと採用されにくかったり、新卒でも関連する分野の学校を卒業していないと採用されにくかったりと、採用に関する条件がかなり厳しい場合がある、ということがあります。

特に最近は新卒よりも即戦力として活躍してもらえる経験者採用に力を入れている企業が多く、アート業界は特にその傾向が強いといわれています。
アートというのは経験を重ねていくことで実力がついていく職業でも有りますので、新卒よりもやはり経験がある人のほうが、早い段階で独り立ちできるのです。

●参考サイト:http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38921

こういったケースもありますので、その業界のプロを目指すのであれば、採用試験に応募する前に、何らかの資格を取得したり、作品をたくさんつくってポートフォリオを作成し、面接の際に持参すると、採用する側から認めていただきやすいと思います。
また、スクールなどを卒業して、事前にある程度の知識をつけておくことで、採用に繋がるというケースもあるようです。

ネイルサロンなどになると、サロンとスクールを併設している企業もあり、スクール卒業後は優先的に系列のサロンに就職できるという特典を設けているところもあるようですので、就職メインでスクールに通われる場合は、そういったスクールに入学するとよいですね。